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テンショナアッシ・カムチェーンアイドラギア・ガイド・ロックを掛けたカムチェーンテンショナー・ヘッドガスケットなどを組んでいく。この時、クランクシャフト側のタイミングマーク(1/4 T)を一致させる。(1番・4番気筒上死点、3番・4番気筒下死点)ダンパー類には上下の方向があるので注意。 |
組み間違いが無いのこと確認したら、シリンダヘッドを載せる。スタッドボルトにワッシャを入れヘッドナットを規定トルク、規定順序で締めていく。一番外側4本のワッシャは銅製なので再使用はしない事。オイル漏れの原因になります。 |
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カムシャフトのホルダ部分とカムの摺動部には耐熱グリースをこれでもかって位に塗る。これをやらないと初期始動時にオイルが上がってくる間に油膜が無くてカジってしまう。画像にはもう付いちゃっているがカバーガスケットはカバーを付ける直前につけましょう。先に付けるとシム調整が大変やりにくいです。 |
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バルタイのセット |
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次に吸気側。排気側のカムチェーン合わせマーク(←28)に排気側タイミングマーク(>)から0を起点として28番目のピンを合わせる。詳しくはマニュアルを参照してください。 |
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カムホルダキャップの取り付け。 M6ボルトをサービスマニュアルの規定値・順序・方法で締めていく。トルクレンチは必須。ここは既定値付近であれば均等にしまっていればよい。とくにEX側は既定値かけようとするとネジ山がイきやすい。テンショナーのロックボルトは最後まで絶対に緩めてはいけません。一回でも突出したらテンショナーを取り外して分解するまで元に戻りませんよ。タコメータのアウトレット(取り出し口)を付ける。 |
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アッパアイドラギアの取り付け。ボルトやダンパー・カラーなどは絶対ケースに落とさないように。ここまで来た苦労が水の泡にならないよう細心の注意を払って作業する。ボルトを既定値で締めたらクランキングしてタイミング・カムシャフトスプロケットの合わせマークがきちんと合っているか確認する。タイミングマーク(T)を合わせたときにEX側のスプロケ合わせマークとIN側スプロケの合わせマークが水平になってシリンダヘッドの縁と平行になれば、バルブタイミングはOK。問題無ければテンショナーのロックボルトを緩めてチェーンの弛みを取り去る。ぞの後シム調整に入る。やり方はサービスマニュアルを参照する。シムホルダはあると大変便利な工具です。 |
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シリンダヘッドカバーの取り付け。 あんまり効果は期待できないけど、気安めにシリンダヘッドカバーを付ける前にカムシャフトを新しいオイルで浸してやる。とにかく初期始動時の摺動部かじりはこわい。その後キャブレター・点火プラグ・ハイテンションコードを取り付ける。 |
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マフラーを付けたら、さあエンジン始動だ。何も問題無ければすぐにかかるでしょう。エンジンがかかったらアイドリング調整をして点火時期やキャブの同調も調整しよう。今回は200Kmばかりの慣らしをして終了なのだが、その後もシム調整が必要となる。 |
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更新日:2002/06/22 2003/09/06 |
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