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エンジン部品の組み付け セルモータ・ブリーザケースなど腰下補機類を装着する。 |
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ダイナモローターのセンタボルトは12-14kgのトルクで締める。 オルタネータカバーを付ける際、ここは普通のガスケットと液体ガスケットを組み合わせてステータ配線出口のゴムパッキンからのオイル漏れ対策を万全にする。詳しくはサービスマニュアルを参照。ここでスターターダンパっていう500円くらいの部品を交換しないであとでガラガラ音に悩むことになる。 |
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クラッチ周り一式の復元作業。 クラッチハブのセンターナットは11-13kgのトルクで締める。カシメも忘れずに。締めが甘いと外れて飛んでいってクラッチカバーを破損してしまうので注意 |
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キックスプリングとキックカバーを組み付ける。 キックペダルリターンスプリングの組み付けはコツがいる。サービスマニュアルには載ってないので経験がないと勘に頼るしかない。ラチェットの突起がストッパーに乗り越え固定されるまでキックギアシャフトをまわす。すぐに使う事になるのでキックペダルも取り付けてしまう |
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ピストンの取り付け。 サークリップの1方は方向を考えて小端部に取り付ける前にセットしておく。必ずコンロッド周りにウエスを詰めてサークリップを付ける。組み終わったクランクケース内に落ちたら最悪の場合、またクランクケース分解って事にもなりかねないので十分注意する。 |
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カワサキ純正オーバーサイズピストン ワイセコなんかの社外ピストンも検討したんだけど、チューニングエンジンを組むんじゃないのでむやみに圧縮比上げても仕方ない。なのでワイセコは却下。耐久性重視で調査した結果、オレは純正ピストンをチョイスした。 |
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シリンダ内壁に耐熱グリスを塗りたくりピストンを挿入する。 |
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純正工具のピストンリングコンプレッサがあれば楽に入るそうだけど。Zはスリーブの下側がテーパーになっているので指で入れていけば思ったより楽に入る。1気筒づつ入れていくよりも4気筒全部をちょっとずつ入れていった方が簡単に入ります。 |
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シリンダブロックが入ったらカムチェーンを保持しながらキックペダルを使ってクランクシャフトを数回転させてピストンとシリンダブロックの当たりを出す。何でもない作業だけど、実は重要な仕事です。 |
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安い社外ガスケットキットに入っていたD1用のトランスミッションカバーガスケット オレのZ1Rは他のモデルのエンジンを載せ換えてないD3なので形状が違う。確かにZ1000MK2・Z1R2でオーダーしたのにな。D2のものならまだわかるけど。D2も形状が違う。これは明らかにD1の形状です。おまけにクラッチレリーズのカバーガスケットもD1/A1/A2の楕円の物が入っていた。まったくいい加減なもんだね。まあ、あんだけ入って1万円はお得だから仕方がないか。 |
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しょうがないので純正ガスケットをオーダーしたんだけど4ー5日掛かるとの事。 |
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プッシュロッドとクラッチプレート(クラッチカバー)を復元する。 |
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外してあったチェンジペダルやフットレストを組み付け、チェーンを張ってひと休み 次はシリンダヘッドの組み付けにはいる。 |
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更新日:2002/06/22 2003/09/06 |
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