Garage JUNK BOX  
Kawasaki Z1000 1979,1980 Model
Full Overhaul Z Engine


1.Prepare for engine full overhaul 
1.オーバーホールの準備


エンジン
フルオーバーホールに
至る原因

ピストンコンプレッションが低い(6-7kg)
カーボン蓄積によるノッキング音発生
オイル下がり(エンジンかけると白煙もくもく)
カムチェーンの伸び
ガラガラ音
プラグ穴のヘリサート加工
クランクケース合わせ目からのオイル漏れ
クラッチバスケットの交換
以前からやってみたかった・・・・・。

注意点

パーツはバラしてから注文しましょう。何故だか後でわかります。
ほかにもいろいろあるので中で紹介します。

サービスマニュアルと工具の用意

工具は適切なものがないと困ります。車載工具は論外。
適当な画像がないのでクマちゃんを持ってる娘と
Z1Rでカンベンしてください。
サービスマニュアルはないと出来ません。工具の紹介はこちら

外装などのパーツ取り外し
バッテリーのマイナス側を外し、燃料タンク・サイドカバー・キャブレター・キャブレターホルダ・エアークリーナボックスをはずす。あと、排気管系も忘れずに。
EXフランジのスタッドボルトは折れないようにCRCを吹きかけたあと数時間置いてボルトを緩めます。スタッドボルトはワザワザ外さなくてもオレのやり方なら作業は続けられます。でも外した方がやり易いかも・・・。ヘッドのネジ山が心配なんだよね。オイルも抜いておこう。このときオイルは捨てないように。

タイミングマークの合わせ目から1ー4番を圧縮上死点にあわせる。
どうせバラすんだからといっても一応やらなきゃいけないみたいです。
腰上だけなら意味判るんだけどな・・・。
ここでちゃんとマークが合わないようなら要ボーリング&ピストンリング交換です。

 

錆びたら困るようなエンジン部品や外したパーツ類はクリアランスを計ってから問題なければ、抜いた廃オイルに漬けてから古新聞紙で巻いていきます。 2週間ぐらいなら全然大丈夫。そして組み付け迄の間、分散してしまっておきます。しまった所は忘れないようにメモをとってお いた。こうすれば家中パーツだらけになって家族にドヤされる事は少なくなるでしょう。

ポイント

組んでいくときは各パーツにモリブデン系の添加剤(ワコーズのスキルが代表的)と新品オイルを少々と混ぜた物を塗布しながら作業する。(初期カジりとモリブデンコーティングが目的)

オレは色々とWEBで調べたり、人から聞いて得た情報が信ぴょう性に欠けるような時やわからない事や解決できない事があったらサービスマニュアルが基本でした。素人はノウハウが無いのでこれしかない。

エンジンの主な素材であるアルミは酸化しやすい金属です。なので時と場合によってはマニュアル既定値でガンガン締めるとネジ山を壊したりします。大事なのは均等に締める事だと思います。


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更新日:2002/06/22   2003/09/06

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