Garage JUNK BOX  
Kawasaki Z1000 1979,1980
Full Overhaul Z Engine


2.Disassemble the engine parts
2.エンジン部品の取り外し


ヘッドカバーを外し、腰上だけの場合はカムチェーンの周りにウエスをつめる。アイドラーギアを外す。ウエスをつめてない場合はくれぐれもネジやダンパーを落とさないように気を付けてください。

カムシャフトを止めている4個のカムホルダをはずしてIN側カムシャフトを前にずらしスプロケからカムチェーンを外す通した針金をアッパーフレームに巻きつける。

EX側カムシャフトの撤去8個所のナットを外すとシリンダヘッドが取れる。固着している場合、真ん中辺をプラハンでコンコン叩く。どんな事になっても決してフィンを叩いてはいけません。マイナスドライバでコジるときは場所に気を付けましょう。焦らず地道にやっていれば必ず外れます。

シリンダブロックの取り外し

ここにはマイナスドライバーを差し込んで持ち上げるためのサービスホールが付いている。

 

2番ホールに縦傷が付いているのがお分かりだろうか?
ピストンの取り外し

ここも腰上だけの場合はコンロッドの周りにウエスをつめてからサークリップを外す。ウエスをつめてない場合はくれぐれもクランクケース内に落とさないように気を付けてください。

 

外れたピストン

スラップ痕(スカートの擦り傷)がヒドイ。プロに聞いたら溶けてる個所が無いのでこの状態でもピストンは再使用できるそうだ。

 

すでにオーバーサイズピストンだった。掲示板で聞いたらあんまり珍しい事ではないらしい。っていうか、20年以上経ってて開けてないエンジンの方が数少ないか。どうしよう!!もうピストン頼んじまった。純正部品は返品きかないからなぁ どうしよう。リングなんかも合わせると5まんちかくの無駄金をつかってしまったぁー。

腰上の場合は分解はここまで


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更新日:2002/06/22   2003/09/06

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