Garage JUNK BOX  
Kawasaki Z1000 1979,1980 Model
Full Overhaul Z Engine


6.Repaint for whole engine parts
6.エンジン部品の再塗装


経年劣化による塗膜はげやドロとオイルにまみれたエンジン。
レストアの一環として再塗装します。

灯油でよくオイルを落とす。

規定量のメタルクリーンαをといたお湯でよく洗浄する。

洗浄に気が済んだら必ず水洗いすること。
乾いたら剥離剤を使って古い塗装を落とす。

スケルトンで塗装を落としてマスキングする。

2500番くらいのサンドペーパーで塗装面をならす。

一番汚れのひどいオイルパンはどうやっても落ちないのでサンドブラストを掛けてみました。打ちっぱなしの砂を使ってごみ袋を入れておくでかいプラケースの中でやったんだが砂煙がもくもくすごい。それも玄関先でやったので苦情がきてしまい途中で終わってます。やっぱブラストブースは必需品ですね。

マスキングを終えた部品たち

ケースにもマスキング

塗装開始

塗料はエンジン熱で焼付け処理ができるタイプの耐熱塗料を使用。
アメリカ製だそうです。2度塗りしたのでほぼ3本使った。

アッパーケース

古い塗料は念入りにはがしましょう

ロアーケース

下側だけどこちらも念入りに

よく乾かす

塗料の値段は高いのから安いのまでたくさんあるが、塗料屋さんで聞いたところ高級塗料は塗りたてはチープな塗料と大差なくとも持ちが格段に違うそうだ。

吹いた塗料をのせるためライトであっためる。あんまり高温になるライトは使えない。ヒマだったのでクランクケースを変わった間接照明器にしてみた。
ぜんぜんセンスなし。

シリンダのマスキング

ここはもっとも高温になるのでさすがのスケルトンでも塗装が落ちない。

塗装はボーリングから帰ってきてからが基本。

ブラストはアルミの色がくすんでしまうので耐熱の銀スプレーで塗装してしまった。

ヘッドのマスキング

EX側はスタッドボルトにもマスキングをする。もちろん排気ポート内は丸めた新聞紙でごまかす。

吸気側・プラグホールはきちんとマスキングをする。

プラグホールまで塗装をしないように。火花が飛ばなくなっちゃいます。

燃焼室もマスキング

塗装が終わったヘッド。

まるで新品みたい〜。♪

こちらはフレームの再塗装。

荒めのサンドペーパーでガリガリ砥いでスチールウール(洗剤がついてないタイプ)やかたいスポンジ(なんて言うんだろ?塗料店で購入)で磨きます。

フレームのマスキング。めんどくさがりじゃない人はコイルも外してアッパーフレームも塗りましょう。

つやあり黒の缶スプレー1本とクリヤーを2本吹きました。いつも濡れてるようないい感じになった。塗料店で聞いたらクリヤーを多めに使うと仕上げが良くなるそうだ


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更新日:2002/06/22   2003/09/06

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