Garage JUNK BOX  
Kawasaki Z1000 1979,1980 Model
Full Overhaul Z Engine


7.Assemble the crankcase
7.クランクケースの組み立て


アッパーケースを逆さまにして設置すること。
ロアーケースはシフトフォークが付くので上から被せる。
使用するボルト類はきちんとトルク管理をするためにネジ山の部分に必ずモリブデングリースを塗布してから組み付ける。CRC556やWD40みたいなヤツじゃダメ。

ギアシャフトたちを仮置きして、きちんと動くかチェックする。

問題なければクラッチハウジング(バスケット)を装着する。
クランクシャフトの組み付けは動作確認後にする。

シフトフォークなどロアーケースに付くパーツたちの組み付け。

動作確認後、ロアーケースを上から被せる。
ミッションのギミックがきちんと動作するか確認する。心配になったら何回も確認するのが大切。不安なまま組んじゃって後で気になる位ならここで安心しておいた方が良いですヨ。

動作確認に納得したらカムチェーンを付けたクランクシャフトを取り付け、ベアリングキャップボルトをサービスマニュアル規定値で締め上げる。
ゴムパッキン類は必ずオイルでなじませてから取り付け、ロアーとアッパーケースの合わせ目に液体パッキンを適度に塗って上下ケースを組み付けたらM8・M6ボルトを手で仮止めしていく。詳しくはマニュアル参照のこと。
ここらへんの作業は一番手早さを要求されるとこ。だから写真とってるヒマが無いので画像が残ってない。

ロアークランクケースのM8ボルトをサービスマニュアルの規定値・順序・方法で締めていく。トルクレンチは必須。ついでに一言、クランクケース周りのボルトにステンレスボルトは絶対使用不可。オイルパンやカバー類なら別に問題は無いだろうけど。なぜかってーと、昔から言われている事なんだけど、温度が上がって力が掛かる(この場合はクランクシャフトの回転運動を保持しているという意味)場所にはアルミのネジ山にステンレスのネジ山はすごく相性が悪いらしい。だけどどうなるかはオレはネジ屋じゃないんで詳しいことは判りませんです。

ケース外周のM6キャップボルトを対角線で締め、ドエルピンを交換したオイルポンプをつけてからオイルパンを取り付ける。オイルポンプはJ系のものがボルトオンでつけられ、値段も1万ちょっとらしい。

オイルシール・シフト外構部分を組み付ける

ギアチェンジアッシ(シフトシャフト)は後からでも付けられます。
ひっくり返して終了。

クランクケースを外した時とおんなじ要領でフレームに取り付ける。

塗装したてのフレームやクランクケース下部なんかはキズだらけになったら勿体無いのでちゃんと養生してから作業に取り掛かる。
ちなみにオレは養生がめんどくさいのでバカ友に手伝わせました。

エンジンマウント・エンジンボルト・スタッドボルトの取り付け。


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更新日:2002/06/22   2003/09/06

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