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カワサキ
KL250
ヒストリー

 
 Kawasaki KL250A1-A2 78年-79年型  KL250

 スーパーシェルパ(KL250G)の元祖79年型KL250A1。

スクランブラのようなマフラー形状が特徴。

ツインショックで空冷OHC単気筒エンジン。


 


   Kawasaki KL250A3-A5 80年-82年型  KL250

  型式の変更こそないが、KLは80年型(A3)からエンジン・足回り・排気系を見直し本格的なオフロードバイクへ進化 した。

この車体に興味のある方はこちらへ。

カワサキCIカラーのライムグリーン採用車はA4から。
 

 


    Kawasaki KL250C1-C2 83年-84型  KL250

 エンジンにバランサーが付いて高回転時の振動が大幅に軽減されるとともに、排気量も249ccに拡大された。

まだ2本ショックである。同年代のヤマハはXT(モノサス)、ホンダはXL(プロリンク)がすでにシングルショックだが、ユニトラの開発が遅れていた訳ではなく、まだツインショックでも行けるというカワサキ独自の判断だそうだ。

たまにパーツなどの適合表でKL250Rと表記されているが、これは何かの間違いだと思う。

 

 


   Kawasaki KL250D1-D6 84-89年型  KL250R・KLR

  このモデルからエンジンがDOHC4バルブ水冷になってカワサキの250空冷市販オフロードモデルはなんとも悲しい事に廃絶になってしまった。
いまだに輸出仕様はカワサキエンデューロモデル、KLR250・KLR650として共に販売している。
KL250Dの進化形は現在の水冷KLX250。

リアサスは2本から一本のユニトラックへ変化する。足回りの進化は当然の結果。

輸出モデルはD7-D22、基本的な変更はない。画像はKL250D19

 


 Kawasaki KL250G1/H1-H9 97年-05年型  Super SHERPA

 
 KLXの水冷エンジンを空冷化したエンジンを搭載してやっと復活した空冷カワサキオフロードモデル。

スーパーシェルパを「KL250」として歴史を追っていくと、ツインカム化して進化したエンジン、ユニトラック化して手に入れたしなやかな足回り、引き継がれた足つきの良い車体など、シェルパはセローに触発されたポッと出のトレッキングバイクではなく、確実に空冷KL250の進化系である と言える。

 


     Kawasaki KL250J1-J3        250 Stockman

  このモデルは海外の 農・牧畜業用途に開発された専用車。
フレーム・外装・エンジンなど多くのパーツがシェルパとの共通部品である事からシェルパ派生モデルとも思われるがストックマンという通称名および型式が違うので当HPではKL250系別モデルとして扱う。

KL250Gと異なる点はフロント/リヤキャリヤ・エンジンガード・マッドガード・タイヤ・カラーリングその他など。

この車体について詳しく知りたい場合、ヒューイズガレージまたはニュージーランドのカワサキHPで参照してください。


 

おことわり

使用している画像データはカワサキオフィシャル・関連サイト(企業)から拝借・加工したものや当方所有のオートバイ雑誌・カタロク・サービスマニュアルをスキャナで取込み・加工して使用しています。
使用画像が問題と感じましたら速やかにご連絡ください。

当ページの文章コメントはKL250各シリーズ固体の通説や時代背景を否定するものではありません。あくまでも管理人の主観で表現されています。本文の文章に問題や疑問を感じましたら是非ご連絡ください。
調査後、適切な表現、解説、説明に変更させて頂きます。


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