フロントフォークのオーバーホール
フロントフォークは左右で長さが違っていた。
このフロントサス、窒素ガスが封入されており、当時としては最新式だった。これはそのガスが抜けて全長が変わってしまったのだ。
オーバーホールをしたら2本とも同じ長さになった。
フォーク内に入れる気体はオーバーホール後、窒素ガスでなくてもエアーを規定値入れればよい。
大変見づらいが、電動インパクトレンチでフォークシリンダーボルトを緩めている。
緩むのは緩むんだけどやっぱり中で空回りしてしまう。
上側からフロントフォークハンドル&アダプターと同じ役割を持つ自作工具を挿入してシリンダーを固定後やっとボルトが外れた。
やっぱりフォークシリンダーを押さえる工具が欲しい。
ブーツもスプリングの自由長も問題なく、インナーチューブの状態も良い。ラッキーだった。
交換部品はオイルシールやパッキンなどの消耗品。
消耗品は一部欠品があった。再使用は免れないので、慎重に分解した。
オイルはベルレイ10wのフォークオイルを使用した。
オイル量(オイル交換時) 250cc
オイル量(分解、乾燥時) 256cc 今回
オイルレべル 260+-2mm
エアー圧力 1.1kg |