精度の悪い車載工具

車載工具の精度はホントに悪いと思いませんか?　まあ、たまにしか使わないんだから仕方ないって考えもあるけど。だけど、そのたまにが林道なんかでだったら大変。2人以上いればまだ良いけどソロなんかの時は本当に困ることでしょう。工具が悪いと作業もはかどらないし。
あとパンクも怖いですね。路上なら色々と手を打てるだろうけど林道上は一番パンクし易いし、したら厄介。出来ればその場で直したい。オフ車に詳しい人に聞くとパンクは10年に一度の確率だそうだけどやっぱり用心に越した事はないので、少し車載工具（パンク修理キット含む）を考えてみました。

XRの車載工具入れはこのバック。ってかこのバックがXR唯一の収納スペースなのです。ここに書類入れと車載工具 と荷掛け用のバンジーコードを入れたらもう一杯。

検証の為、車載工具を引っ張り出してみる。

素人考えでこれらの工具でほとんどのボルト・ナット類が外せると信じている。でも、右側の19mmと24mmのアイレンチはリアのアクスルシャフトを緩める為のものだろう。あんなに短くてトルク掛かるのかな?
一応グリップ見たいなものが付いてはいるけど。とても不安になったので対策案を練ることになった

持ち合わせの工具で代用できる物を並べてみた。足りないのは24と19のアイレンチに相当するものとプラグレンチ。画像はモンキーでごまかしている。実はメガネレンチならあるんだけど、長くて大きいので車載工具としては使えません。なるべくコンパクトにまとめたい。プライヤに見えるのはBUCKの万能ポケットツールです。
プラグレンチはプラグの位置がエンジンの前方にあるため車載工具が一番使いやすいです。なのでこれはあえて他のプラグレンチで代用しません。

手持ちのパンク修理キットを車載工具に加える。

片方が19mmのアイレンチになっているタイヤレバーがあったので1つの問題は解決。とりあえず24mmのレンチだけ純正工具を入れることにする。
後に同じタイプで24mmのタイヤレバーを入手したので解決。イリジウムの予備プラグも追加

黒くて渋いストレートのツールバック（680円）に入れてみた。工具類を詰め込んで巻き巻きすると・・。でかい・・・・太巻き。全然コンパクトじゃない。原因は六角レンチのセットとドライバーの柄がかさ張るようだ。
うーん。　もう少し検討することにしよう。

改良した車載工具セット

六角レンチとドライバーをビットが変えられるタイプに変更。検電器とタイラップ（結束バンド）を追加。

これがパンク修理キット

• リムプロテクター　380円　ストレート

• ビートワックス　　500円　ラフアンドロード

• リペアパッチ　　　　　250円　ストレート

• エアポンプ延長ホース　880円　南海部品

• エアポンプ（押しても引いてもエアが出る高性能）　1200円　台湾製

• タイヤレバー（あまり必要ではない）　450円　ストレート　

• タイヤレバー・19mmアイレンチ　980円　キジマ

• タイヤレバー・24mmアイレンチ　2600円　キジマ

• 簡易スタンド　2200円　キジマ

黒くて渋いストレートのモーターサイクルツールケース（1380円）へ全部ブチ込む。
これは値段の割にはクッション材や太いベルトなどが付いていて結構良い作りをしている、お勧めの逸品です。大きいのでまだ全然余裕があります。あとは絶縁ビニールテープを追加しました。林道日帰り・キャンプツーリングに持って行っております。

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