BACK 最終更新日:2004/11/05

Garage JUNK BOX
HONDA XR250 BAJA
Custom Report


Aライトリレー増設


はじめに

次のバッテリー保護のためのカスタムは 、最も電流が安定しているといわれている、バッテリー直電源(ライトの電源をバッテリーターミナル(+・-)へ直接つなぐこと)です。ライトの配線は大電流が流れるため、この配線をスイッチで直接ON・OFFするのはとても危険なのでリレーを間に入れることにな りました。必要なリレーはHI・LOWの2個。このリレーキットは旧車には欠かせないシステムです。このバハは02モデルなのでそこらへんの心配は無いの ですが、メインハーネスに過電流が流れ込まないので電線の持ちは良くなるだろうと勝手に思っています。


絶対条件

操作が容易である。
ハイビームは二個同時点灯する。
リレーは防水もしくは防滴型である。
法令に照らし合わせてライトは消えてはならない。
トラブル時には簡単にノーマルへ戻せる。

苦労した点

XR250電装系強化プロジェクト@とAの機能を持つ配線図を考えなければならず、ちょっと悩みました。


注意点

リレーキット

配線を作る自信が無い時は高価だが、既製のハーネスセットを購入した方が確実。代表的なものはヘッドライトブースター(PAMS)・リレーハーネスキット(CIBIE)価格は7-8千円位です。

リレー

必ずライトの容量以上の使用可能電力を持ったリレーを選ぶ。

配線

”@2灯式ヘッドライトの切り替えスイッチ増設”の機能を生かすために@+Aの配線となっています。単体で製作するには少し内容が違ってきます。
接点は確実なハンダかギボシでつないでいきました。


作業解説

どこにでも売っているホーンリレーやライトリレーとして使える汎用型のリレー。簡単に機能を説明すると、前出のA/B接点型のリレーと違ってスイッチを入れると接点が閉塞されるタイプ(電気が入る)。今回はこれがないと実現しません。HI側・LOW側それぞれ一個ずつ使います。

配線 B

まずはライトリレーだけの配線を作ってみる。概要はヒューズをかませたバッテリー直電源にリレーを繋げばいいだけなのでそんなに難しいものではありません。

配線 A

@で製作した切替スイッチの配線と結合させる。これらをLOW側のリレーにとりつければいいのだが、電気に弱い管理人にはちょっと戸惑ってしまいました。

 外装取り外し

適切な配線のためにサイドカバー・燃料タンク・シートなどの外装一式を外す。

バッテリーとヒューズの配線

20Aのヒューズとバッテリー周りの配線。サイドカバー内は狭いので適当に配線するとサイドカバーがきちんとつきません。

配線取り回し

メインハーネスに沿って配線を引く。特にエンジンの排熱対策を考慮した取り回しが必要です。

配線は必ず絶縁チューブの中に入れる。

判りにくいけど、バッテリーから来た配線はここからHI側リレーとLOW側リレーへ分岐している。

Hi側リレー(内側)と右側ライト切替スイッチリレー(外側)

LOW側リレー(内側)と左側ライト切替スイッチリレー(外側)

フロントフォークとの干渉はない。管理人はここしか思いつかなかった。



メーター周辺はこんな感じになります。
4個のリレーをライトガードのフレームへぶら下げただけっす。
バハだからいいけど、XRへはどうやって配線したらいいのだろうか?

取付後の感想

製造されてからまだ日が浅い為か、光量アップはなし。
セルの回りはいいし、充電も問題無し。その他あまり変わった事はないと思う。
手間を掛けた割にはその恩恵に授かれない。(泣)
5-6年経ってるXRには良いかも?
メインハーネスは必ず保護されていると信じている管理人です。


配線図

配線 A

XR250電装系強化プロジェクト@+Aの配線

配線 B

単体で製作する方へ。市販のリレーキットはどれもこんな感じだと思います。


パーツ代

品番 品名 数量 単価 金額 備考
1243 リレー MAX-240W 20A 2 \1330 \2560 エーモン
  20A電線(赤・黒)2M 2 \200 \400 エーモン
  ギボシ(オス・メス10個入り) 1 \200 \200 エーモン
  絶縁ハーネスチューブ8mm 1 \450 \450 ディトナ
  ヒューズケース+20A板型ヒューズ 1 \420 \420 キジマ
  ギボシ メス 分割 3 \160 \480 エーモン
  クワ 端子 1 \160 \160 フジックス

Total

\4280  

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