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Kawasaki Z1R
Maniac


ステムオフセット



 Z1R1は60mmのオフセット、ほとんどのZ系車両がこのオフセット。(Z1300とかJ系、中型・小型ゼットはわからんです)Z1R2は50mmのオフセット、Z650・通称”ザッパー”とおんなじ。Z650のステムはよくザッパーステムなんて言われて いる。前出のz系車種のステムをこれに換えるのは古風なカスタムの定番ですね。

左がZ1R1・右側がZ1R2のステム。
斜めについているマウントは
ブレーキマスターを装着する場所。

 

 

 次は回る物、ホイール径 の違い。ホイール径の大きさに伴う相対的な効果などは、ここじゃなくてもほかのバイクサイトなどでくわしーく説明されていると思うので検索エンジンなどで調べて見てください 。
Z1R1は18インチホイール オフセット60mmのステムを採用。
Z1R2は19インチホイール オフセット50mmのステムを採用。
(この組み合わせもザッパーとおんなじ。)

 なぜ、1型2型があるとはいえ同じZ1Rでこの違いがあるのかは西ドイツでのリコールとか、ウォブルとかの話になってしまうので。ここではあえて出 さない。(詳しくはサービスデータをご覧ください。)今度は自分のZ1R2につけるステムの選択に当てはめて考えてみました。あくまでもノーマル準拠で行きたいのなら、19インチホイールとオフセット50mmのステムな んだけど、18インチ化したばかりなので19インチに戻すつもりは無い。となると18インチが基本ホイールサイズとなるので、選択肢は2つのみ、このまま50mmのステムを使って18インチホールの特性を味わうか、残るは一つZ1R1ノーマル準拠の18インチホイールとオフセット60mmで行くか である。

 

 

 

 


Z1R2にZ1000Mk2の
トップブリッジを付けてみる。
オフセット量が違うので付かない。

 


 

 

 

 

トップブリッジ・ステムとも
Z1Rならではの仕様となっている。

 実際ステムを交換する場合は中古のカワサキ純正品か、その他アフターパーツとして出回っているステムって事にな る。材質について、トップブリッジを除いて純正品は鉄だが、アフターパーツのステム(社外ステム)は圧倒的にアルミの削り出しが多い。だけど、トップブリッジの形状(メーターケースのマウント)が違うからか、フロントカウルの下側マウントが無いからか、Z1R専用で出ているステムは少ない。少し調べてみたところ、オフセットは30mm-55mmまで、値段は12万から25万くらい だった。これらはワンオフ品ではなくて市販品。フロントカウルの取付方式やメーターパネル が純正であることにこだわらなければ、フレームのネック長などは同サイズなので79-80年モデルのZ1000やZ750の社外ステムを使うこともでき る。 価格は6万くらいからだった。Z1/Z2/Z900なんかのステム(オフセット60)は一応つきますが、ハンドルロックの場所や構造がZ1Rと違 う。


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更新日:2004/04/024 2004/06/25 2004/07/04 2004/11/20

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