Garage JUNK BOX
Kawasaki Z1R-U1980 Model

Restore Report


Repair the side cover.
サイドカバーの補修


サイドカバーはやっぱ純正でしょ。

走行中に飛んでかないようにユルユルだったグロメットを新品に換えたら今度はキツくなってしまい、サイドカバーを外したときにピンが付け根から折れてそのままグロメットに残ってしま った。
飛んでいってしまうことを防止するだけだったらサイドカバーのピンに極細の穴を開けて裏側から細いβクリップで留める方法を750FXのときにやってたけど、クリップ抜くの忘れて何回か無理に引っ張ってしまって冷や汗かいたことがかあり、このZ1Rでは加工をためらっていた矢先の出来事 だった。

まずは手っ取り早く瞬間接着剤で接着して補修しようとした。
瞬間接着剤はくっつくことはくっつくんだけど、ピンをグロメットへ入れるときにパキって折れてしまう。
エポキシ系2液タイプの接着剤でも同じような結果。どっちかってーと瞬間接着剤より強度はあるようでサイドカバーのピンは一応グロメットへ入るけど、はずすときに折れ てしまう。どうやらこれらの接着剤は適合する材質が違っているみたい。

純正サイドカバーはABS樹脂製。そこいらの接着剤では容易にくっつかない様子。
FRPやポリプロピレンを接着する接着剤はたくさんあるんだけど、ABS用はあまり種類も出ていないみたい。
ためしに使ってみた友人から借りたプラモ用のABS専用接着剤ではまったく役不足。

めんどくさくなってリプロダクションのFRP製サイドカバーを購入することも検討したんだけど、各方面からの評判が悪いのとピンの位置が微妙に違うようなので現時点では却下。

検討を重ねた結果、セメダインのスーパーエックスを使って補修することに。この接着剤、値段の高い方と安い方、2種類ありますが、これらの相違点は硬化時間に差があるくらい だと思われ、強度的には変わりないみたい。

ついでに円柱の樹脂製パイプを適当な長さで切ってヤスリで削って修正し補強材としてピンの裏側からいっしょに接着することに。
約一ヶ月ほど乾燥のため放置してからの取り付けとなった。
装着して数年立つが、今のところは問題ナシ。
 

 

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更新日:2006/10/20

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