Garage JUNK BOX  
Kawasaki Z1000 1979,1980 Model
Custom Report


Z1000R(Z1100GP) wheel introductions.
Z1000R(Z1100GP)ホイール導入


Z1Rに合うチューブレスキャストホイールを探せ!

  Fリム幅 Rリム幅 Fタイヤ Rタイヤ

()内のタイヤサイズは装着可能なタイヤサイズ

Z1,Z900,Z1000A1,A2,
Z2,Z750four
1971-1978
1.85-19 2.15-18 3.25-19 4.00-18

判り切ったお話でスミマセン。これらの純正ホイールはスポークなんです。なのでチューブレスじゃない。

Z1R1
1978

Z1R2,MK2,FX
1978-1980

1.85-19

2.15-18
(Z1R1)

2.15-18 3.25-19
(100/70-19)

3.50-18
(Z1R1)
(110/80-18)

4.00-18
(130/90-18)

キャストホイールですが、ビートストッパー取り付け穴の開いたチューブタイヤ仕様です。使えない事もないですが、勇気が要りますよ。詳しくはZ1R2整備記録へ

Z1000J
1981
1.85-19 2.25-18 3.25-19
(100/70-19)
4.25-18
(140/70-18)

Z系はここからがチューブレスホイール。

Z1000R
1982
1.85-19 2.50-18 100/90-19
(100/70-19)
120/90-18
(150/70-18)

言わずと知れたローソンレプリカ ここからリアが太くなる

Z1100GP
1981
1.85-19 2.50-18 3.25-19
(100/70-19)
4.25-18
(150/70-18)
B2は赤いホイール
Z1100R
1984
2.00-18 2.50-18 110/90-18
(110/80-18)
120/90-18
(150/70-18)
自分的には最後の角Z 18インチ化にはこれが一番。
選考結果

Z1000Jのホイールセットはリアのリム幅が4.25と狭い。ディスクローター径も型番により違うらしいので却下。
調べた所、フロントロータ径は236パイとか246パイとからしいので全然お話にならず。ちなみにZ1R2は290パイ(実測)位はある。
そこで一番良さそうなのがZ1100Rのホイールセット。
コイツだとフロント18インチ化も実現するし。でもフロントが太すぎて入るか不安。
確実なのが、GPもしくはZ1000Rのホイールセットとなりました。ローター径については不明なものの知り合いのZ1000R2で確認したら、だいたい似たような大きさだったので確実なGPもしくはZ1000Rのホイールをメインに探すことにした。


Z1100GP(Z1000R)ホイールの導入


Z1000J以降はチューブレスになったけどセンターがラージハブになってしまっているのでディスクローターの直径やボルトの数が変更になって、Z1RやZ1000A4までの4穴ディスクローターとの互換性は全くない。

それとフロントホイールはアクスルの太さがが違う。
スピードメーターレシーバーはR1のパーツを加工して形状を
Z1R2のギアに合わせた。
ギアボックスはZ1Rのパーツを使ったせいか、アクスルナットを締めるとホイールが回らなくなるし、締めずに付けると外れそうで嫌だ。
そこでワッシャをかまして解決した。R1かR2のギアボックスを使えば解決するのだろうが、確か電気パルス式で高価だった気がする。フロントはワッシャをかませばOKなんだけど問題はリア。

ハブダンパーは互換性があるけど、スプロケットのカップリング には真ん中のサイズが違うのか、互換性がない。無理やり入れれば合うには合うけど収まりが悪い。
 


Z1Rノーマルのスプロケと交換して取り付けてみるが、ホイールがスイングアームに入らない。各部の寸法を測り、チェーンラインに気を付けながらスプロケ側のカラーを削ってやっと入るようになった。

 

 

このホイール、とにかく塗装しないとまともにゼットにゃ付けらんない。最後にまたバラしてゴールドでモーリス風に塗装をした。
アルミ用のプライマで下塗りをして金色スプレーをフロント、リアホイール各一本、クリアーを2本づつ吹いて乾いたところで磨きを入れてから再度組み付ける。

心配なのはローター径が前後とも小さく、ディスクパットに2/3しかあたっていないこと。色々調べると、キャリパーもJ系のヤツを付けると解決するようだ。こんど確認してみよう。無加工で付いたらラッキー 。


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おまけ Z1100GP(Z1000R)ゲット話

あまり急いでないので気ままにネットオークションなんかで探すことにした。急ぐと足元すくわれます ので。(って誰に?) 

するとある日、Z1100Rのホイールセットが出品されているのを発見。ローターつき、ハブつき、要交換古タイヤつき(?)、カラーなしで粉吹いててキタナーイやつが7万円。誰も買わないだろうとタカをくくっていたら誰かしっかり落札してました。すごいですねー、世の中ってもんは。これってレア物なんでしょうか?
お目当てのホイールセットは前だけとか後ろだけだと結構出品されるんだけど、前後はなかなか出ないんですよ、これがまた。ましてやローター付なんて。しばらく待っていると

Z用!チューブレス!Z1100GP純正ホイル!タイヤ・DISKつき!!

って出品物を発見。それも2万スタートですよ。おまけに自動延長なし。アセって中を覗くと・・・、フムフム、Z系車両にほぼボルトオン、ホイ ールは汚れがあるものの曲がりなし。タイヤはBT45Vで前後9分山(バリ山じゃん♪)ローターも程度上、スプロケもハブダンパーも全部付いてるうぅぅぅぅ。うれピー(死)。ダメダメ、見つけただけで自分の物にするのはちと気が早すぎる。でもなー。2万じゃ落札できんだろーなー。Z1100Rのセットがボロで7万だしなー。一応ウォッチリストに追加して今後の動向を観察することにする。しかし誰も入札しない・・・。三日たっても・・・。四日経っても・・・・・。これはいけるかも・・。でもなー。ネットオークションには落札直前にガンガン吊り上げるスナイパーって輩がいるとも聞いたしなー・・・。よしっ、Q&Aから質問してみるか。

「はじめまして、質問させていただきます。写真の他にどこか悪い所はありますか?」 はぁ〜、なんておバカな質問。しょうがないか、バカなんだから。回答はすぐにきた。なになに・・ 。「はじめまして、ご質問ありがとうございます。ただいま、確認してきましたが私が見た限りでは悪い所はどこも見当たりません。装着後すぐに走れます。ご検討よろしくお願い致します。」 

いやっほう、返事がきたきた、オレのホイールを確認して来ただってよー。(←まだあんたのホイールじゃないでしょ!!)おおー、すげ−、誠実なお方だなあと感心して入札の予算を3万までとしました。それと気に掛かる事がひとつ、「Z系車両にほぼボルトオン」なんだけど、「どこ」がほぼボルトオンなんだろ。絶対聞くしかない。教えてくれるだろ、誠実そうな出品者だし。よし、またQ&Aから質問してみるか。とか何とか言ってるうちに

入札を忘れてしまった。

情けない。急いでないとのんびりしちゃう のよね。あせってウォッチリストを見ると再出品されてる。なんでだろー。再度、動向を観察することになった。そうか! 神様が「ほぼボルトオン」の意味が解るまで保留にしてくれたんだと勝手に解釈して終了日を待つことにした。またもや入札者は誰もいない・・・・。

そして終了日2日前にQ&Aから質問してみる。「先日はお早いご回答ありがとうございました。もう一つ質問です。「Z系車両にほぼボルトオン」と説明がありますが、「ほぼ」とはいったいどこですか?何度も申し訳ありません。ご回答お待ちしております。」だけど回答なし。

オークション終了当日になっても回答はない。もちろん終了時間になっても・・・。なんでだろ。仕方がないのでカラーなんかの加工をしなければらないからだろうと勝手に考えて、入札を終了直前に入れた。金額は2万5千円。

だけど、開始価格の2万円で落札することが出来た。そう、他に入札者が誰もいなかったんです。
ネットオークションは迅速が要求される。早速、落札後の手続きを済ませ、やっと「オレのもの」になったホイールの到着を待つことにする。その間、出品者の方とはメールや携帯でやり取りしたが、依然、「ほぼボルトオン」の意味は判らずにいたのだけど、落札後にあーでもない、こーでもないと質問をするのを嫌がる出品者も多いことから黙っていた。向こうもその件については一言もないし。そのうち厳重梱包されたホイールが到着した。着払い送料を払ってビックリ。予想はしてたけどヒジョーに高いんですよ。これがまた。三個口で到着した送料の合計は約5千円ナリ。まあ重いんだから仕方が無いか。こんなのこれから始まる苦労を考えれば安いもんですよ。ハイ。携帯電話で出品者に無事到着した旨伝えると、「取付で解らない事があったらいつでも聞いて下さい。」とのことだったので「ほぼボルトオンって・・・・」話し出したとたん電波が悪くて携帯が切れた。かけ直したが圏外のまま。まあ買っちまったんだから仕方が無いかと思ってそのまま放っておいた。そして自分自身もそれから

GPホイール放置プレイ。

で約半年遊んでしまった。(笑) 別に取り付け自体急いでは無かったので、めんどくさい病とでも言おうかなんかやる気が起きない。あの厳重梱包を解く気力さえない。「おまえチューブレスにしたの?」と 前出の友人に言われ、はっと我に返ったのはそのまま物置の肥やしとなって半年以上・・・・。早いもんですねぇ、月日がたつのは。早速梱包バンドを切って梱包を剥ぎ取っていく。現れたホイールは

前後ともすごくきたなーい♪

当ガレージで このホイールを出品するとしたら、「すごくキタナイので覚悟してください」と一文章付け加えるだろう。まずホイール。半年くらいの放置でこんなにはならん。厳重梱包されてたままだったし。画像だと一応金色に見えるけど実際は黄色い、見事に色が褪せていてる。リムのツヤは一切無い。 おまけに白い粉が全体的にふいちゃってるし。こんなホイールじゃあ、このままボルトオンで付いたとしてもとてもじゃないけど走れんわな。要再塗装ですね。まあモーリス風に塗り替えるつもりだったし特に問題なし。でもどっから見てもGPじゃなくて1000Rなんだけどな。ってことでZ1000R2実車の隣に並べて比べる。 色も含め、全く一緒だった。じゃあGPじゃなくてR用か・・。まあ、どっちでも良いでしょ。この際。
次にタイヤ。ひび割れなし、山は8分山ほどある。こんなもんでしょ。タイヤは、アテにしてなかったから、とくに文句はない。
最後にカラーや付属品。リアのベアリングはゴロゴロしちゃってダメ。全部交換しなくちゃ。フロントは何とかいけるかも。おっと、ディスクローター止めるボルトが付いてない。買わなきゃ。  カップリングのスプロケ留めてるボルトも見事にカジってら。こいつらも注文しとかんと・・・。


更新日:2002/12/19 

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