ヘッドカバーのオイル漏れ修理


 

 


管理人は生まれてこのかた、同じバイクでウン万キロも走るのはごく最近の事。
そいつらはZ1R―Uと、このスーパーシェルパ。
手元の記録に残してある中では一番走っていないのは、ZRX1200Rの4996キロ、250TRは8368キロ、XR250バハで110210だ。

エンジンオイルがヘッドから本格的に漏れ出したのは2万5千キロあたりから。
滲んだオイルをマメにふき取りながら走っていたので2千キロも余計に走ってしまった。
コレではキリがないのでとうとうガスケットを交換することになった。
定期交換部品であるオイル交換やタイヤ交換などを除けば、修理はコレが初めてだろう。
当ガレージではサービスマニュアルに忠実な作業をモットーとしているのだが、今回は勝手が違ったので
こちらでレポートさせて頂く。(別にたいした事じゃないんですけどね)

 


サービスデータ(参考)

11061-1044

ガスケットヘッドカバー

1

\2.050

 

92055-1352

Oリング ヘッドカバーボルト

3

\1.170

 

 

液体ガスケット(灰)

1

\525

 

データの対応車種はKL250G/H9です。他のシェルパの場合はサービスマニュアルなどでよく確認してください。
部品番号等、 間違っていないと思いますが、最終確認はご自分でしてください。


 

今回注文した部品。

構造上、カムプラグカバーの付いたゴムパッキン(ガスケット)だけではなく丸いオイルシールも交換して置いた方が良い。
一緒に写ってるのは磨きあげたヘッドとボルト。

 


 


実際の作業


ヘッドカバーは3本のボルトで止まっているだけなので容易に外れる。
液体ガスケットのカスは完璧に近いくらい取り除いておかないとまたすぐ漏れる。
この作業が苦痛に感じる方はバイク屋さんに任せた方がいい。
管理人は変わり者らしく、ガスケット剥がしが楽しくてしょうがない。

 

 

 

 



カバーを綺麗に洗浄して良く脱脂してガスケット等を仮付けする。
液体ガスケットはまだ塗っちゃいけませんよ。
 

 

 

 

 

 


 

ココからがサービスマニュアルとは違う工程である。(最初はやってみたけどオレには無理っす)
液体ガスケットをヘッド側カムプラグ加工部分とその上部分に重点的(決して厚めって事ではありません)に塗り、
ヘッド側の外周にうす〜く塗る。
カバーガスケットを静かにその上において位置決めをしてから
3枚のオイルシールがセットされたヘッドカバーを静かに乗せ、カバーの溝と
カバーガスケットの突起をあわせて位置が良かったら3本のボルトを挿入して均等に締める。
画像はありません。
ここいらは手早い作業が要求されるため写真とって要る余裕はない。

 




あとはタンクやシートなど取り外した物を復元して終了。
当ガレージのエンジン始動は通常2時間以上経ってから。

 

 

 

 

 


追加記録

修理完了から300キロ近く走ったが、今のところオイル滲みはない。

2009/02/12

 


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