Kawasaki KL250A  危うしKL! 機能完全停止?

実は、我がガレージのKL250(愛称:ドタバッタン)が半年以上もの間、稼働していなかったのである。
理由は前回のレストアの際、可動部品に使ったワコーズのグリスに「モリブデン鋼」の粉が混入していてこのまま走行を続けるとベアリング類が異常摩耗して損傷するする危険性が生じた為である。
と書くと如何にもワコーズのグリスが悪いような印象を受けますが、管理人とバイク用品屋の店員の認識不足からくる単なる購入ミスです。

要は、

「モリブデンの入っていないグリスください」

「ハイ、コレです」

「よーしやるぞー」

ってな具合に売る方、買う方もまったく「確認」という行動をしていなかったのだった。

でも、私の師匠曰く、「そんなんグリスの色見りゃ判るだろ。」  へへ〜っ
そう言った訳で小田原のワコーケミカルさんはなーんにも悪くありません。ワコーズの製品は最高です。 でも、もちっと安くしてほしい。
 


リア周りから。

リアの交換箇所はスイングアームに付いているピボットシャフトのニードルベアリングとリアホイールのアクスルベアリング周り。

ベアリングプーラーで慎重に外し、高圧洗浄機で古いグリスを飛ばした後、エアーとドライヤーで乾かし新しいグリスをまんべんなく詰めていった。

忙しくて画像を撮る暇なんかなかった。

 

 

 


そしてフロントへ

フロントはホイールベアリング、スピードセンサー、ステム周りなど。

タンクぐらい外せよな。

 

 

 

 


交換したグリス。

コレが新しいグリス(赤いの)

モリブデン入りのグリースは摺動部分じゃない所、例えば、ボルト、ナットとかには問題なく使えます。

 

 

 

 

2007/10/28


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